2010年03月05日
パドルが船に吸い付く?
2000年から開催された座間味サバニ帆漕レース。
サバニという沖縄伝統の乗り物で慶良間諸島は座間味島から那覇までの距離をエーク(パドル)と帆を使い競争するレース。
ご存知の方もそうでない方もこのレースの要は”帆”です。
つまりどれだけ上手く風を掴む事ができるかが勝負の分かれ目だといいます。(海想チーム談)
この大会で優勝経験を持つ海想(かいそう)チームでしばしばサバニトレーニングをさせてもらっている僕ですが、
チームリーダー森さんに言われた事があります。
「サバニの舵取りは片手で行うが、その時力はいらないよ。エーク(パドル)が船に吸い付くからほんの少し角度を変えるだけで船の向きが変わるんだ。」
どういうことか・・・
つまり帆かけサバニとは風を操る乗り物であって、アウトリガーカヌーのようにテンポ良く漕ぐ乗り物ではない。
片方の手で帆を操り、もう一方の手でエーク(パドル)を海に浸して舵をとるのだ。
ちなみにこれは一人で帆かけサバニに乗っている場合ね。もちろん風がなければ漕ぎます。
”エーク(パドル)が船に吸い付く”・・・・・
暫くは意味がわからなかったけど、練習を重ねているうちにある時この瞬間が訪れた事がある。
後方から風を受けて帆を操っていた時、左手にエーク(パドル)を持ち海に浸していると、エーク(パドル))が水流に乗るように
自然とサバニの方に吸い寄せられていったのだ。
そしてサバニにピタッとくっついたと思ったら全く抵抗が腕に伝わらなくなりサバニと一体化したのだ。
その時僕はエーク(パドル)を”掴んでいなかった”
完全に手のひらを広げ、エーク(パドル)のグリップが開いた掌のうえにもたれていただけだった。
そして軽く握りほんの少しだけ角度を変えると、サバニはグーーーっと向きを変えたのだ。
そして再びある角度に達するとサバニに吸い寄せられて、抵抗が0の状態になりサバニは海面を滑走しだしたのだ。
アウトリガーカヌーのビデオを見ていて僕が見ているのはステアーの動き。
いくつかのビデオでは片手でパドルを操るシーンがある。それにパドルの裏表を返したり・・・。
今週末は試したいことがたくさんある。
後一日頑張りましょう!
今日はこれ↓練習前にしっかりイメトレしときましょう。
サバニという沖縄伝統の乗り物で慶良間諸島は座間味島から那覇までの距離をエーク(パドル)と帆を使い競争するレース。
ご存知の方もそうでない方もこのレースの要は”帆”です。
つまりどれだけ上手く風を掴む事ができるかが勝負の分かれ目だといいます。(海想チーム談)
この大会で優勝経験を持つ海想(かいそう)チームでしばしばサバニトレーニングをさせてもらっている僕ですが、
チームリーダー森さんに言われた事があります。
「サバニの舵取りは片手で行うが、その時力はいらないよ。エーク(パドル)が船に吸い付くからほんの少し角度を変えるだけで船の向きが変わるんだ。」
どういうことか・・・
つまり帆かけサバニとは風を操る乗り物であって、アウトリガーカヌーのようにテンポ良く漕ぐ乗り物ではない。
片方の手で帆を操り、もう一方の手でエーク(パドル)を海に浸して舵をとるのだ。
ちなみにこれは一人で帆かけサバニに乗っている場合ね。もちろん風がなければ漕ぎます。
”エーク(パドル)が船に吸い付く”・・・・・
暫くは意味がわからなかったけど、練習を重ねているうちにある時この瞬間が訪れた事がある。
後方から風を受けて帆を操っていた時、左手にエーク(パドル)を持ち海に浸していると、エーク(パドル))が水流に乗るように
自然とサバニの方に吸い寄せられていったのだ。
そしてサバニにピタッとくっついたと思ったら全く抵抗が腕に伝わらなくなりサバニと一体化したのだ。
その時僕はエーク(パドル)を”掴んでいなかった”
完全に手のひらを広げ、エーク(パドル)のグリップが開いた掌のうえにもたれていただけだった。
そして軽く握りほんの少しだけ角度を変えると、サバニはグーーーっと向きを変えたのだ。
そして再びある角度に達するとサバニに吸い寄せられて、抵抗が0の状態になりサバニは海面を滑走しだしたのだ。
アウトリガーカヌーのビデオを見ていて僕が見ているのはステアーの動き。
いくつかのビデオでは片手でパドルを操るシーンがある。それにパドルの裏表を返したり・・・。
今週末は試したいことがたくさんある。
後一日頑張りましょう!
今日はこれ↓練習前にしっかりイメトレしときましょう。
Posted by okiholo at 18:35│Comments(0)
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